志布志港「命のみなとネットワーク」 緊急支援物資輸送訓練

令和6年5月20日(月)に志布志港若浜地区におきまして、志布志港「命のみなとネットワーク」緊急支援物資輸送訓練が行われ山佐産業も参加しました。

 

今回、大規模災害が発生し大隅地域において孤立集落が発生した場合を想定して、“みなと”を活用した災害対応の強化を図るため、志布志市、鹿児島県及び九州地方整備局の3者が海洋環境整備船を活用した緊急支援物資輸送訓練を行なったものです。

今回訓練に使用された船は熊本港湾・空港整備事務所所有海洋環境整備船「海煌(かいこう)」

全長35.0m 幅11.0m 総トン数195t

 

港湾施設点検、情報伝達訓練、水深確認訓練、緊急支援物資輸送訓練、緊急支援物資を荷下ろし後、運搬車へ積込み・避難所へ搬出、そして別の支援船に物資を積み込み、大隅地域の被災地に二次輸送の訓練が実施されました。

 

情報伝達訓練

港湾施設点検、水深確認訓練

緊急支援物資輸送訓練

大隅地域の被災地に二次輸送の訓練

情報伝達訓練

緊急支援物資を荷下ろし後、運搬車へ積込み・避難所へ搬出

今回の訓練に参加して、緊急時だからこそ支援する側も慌てず、冷静になり被災地へスムーズに対応するという、緊急業者としての役割と責任感の重さをとても感じました。 

近年、自分達の身にもいつ災害が起こってもおかしくない状況になっておりますので、今回のような訓練を体験する事で「想定外」から「想定内」という対応が可能となれるよう今後の対応を考える上でも、とても参考になる訓練であったと感じました。 

そして、私たちも日頃から互いに「支え合う」ことの大切さや何よりも「命の尊さ」というものを皆様に伝えていけたらと思いました。